避妊をしなかった、あるいは避妊をしたけれども結果的に妊娠してしまったという、「望まない妊娠」をした場合、それを解決するための方法として、往々にして人工妊娠中絶という処置がとられます。
この場合、生殖に対する心理的な罪悪感や失敗感が残ることが多くみられます。
中絶手術というのは、自然な分娩とは違って、機械的な操作で無理やり胎児を体外に出すわけですし、内診や麻酔時にも無痛というわけにはいきません。
そのため、恐怖や疼痛をともない、もしかして死ぬのではないか、健康を害するのではないか、将来子供を産めなくなるのではないか、という不安が、精神的な外傷として残ります。
また、しばらく経ったのちに、ふとした体調不良で忘れていた罪悪感があらわれ、時には更年期障害の遠因になることさえあります。
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